最新記事 by 吉川 光洋 (全て見る)
- ロディーナがヘアスタイル以外のキャッシュポイントを複数つくる理由 - 2021年8月7日
- プロセス・エコノミーという考え方を美容室の教育と掛け合わせてみる - 2021年7月18日
- 新卒採用と教育の強化、その先に見る未来 - 2021年6月18日
こんにちは、ロディーナ代表のキッカワです@rodinakikkawa
さて、今日からロディーナは3連休です。これから石垣島に行っています。めちゃくちゃ楽しみです。もうすぐ飛行機に乗り込みますが、かなり早く空港に着いてみんなはまだ寝てるのでその待ってる時間に車の中でブログを書いてます。
先日、紹介でいらして下さったお客さんのお嬢さんが美容師さんなんだそうです。その美容師さんとボクは面識はありませんが、その美容師さんの紹介でそのお客さんはロディーナに来店してくれました。ボクがお客さんを担当させていただきました。メニューはカットとストカール。ストカールとはストレートパーマ（縮毛矯正）をかけて毛先にゆるいカールをつけるメニューで、ストレートにしたいけど毛先は柔らかい質感を出したい方におすすめのロディーナの人気メニューです。
お嬢さんが髪のプロの美容師さんということもあって変に緊張しましたが、そのお客さんは大満足でお帰りになられました。施術中、そのお客さんとはいろんなお話をしたのですが、その大半はお嬢さんのお話。そのお客さんはとても心配してた。
何を心配してたのかというと、お嬢さんが勤めている美容室の事。やっぱり美容室の働き方って美容師の近くにいる美容師じゃない人から見たら心配されてしまうのが現実です。
帰りが遅い、おやすみが少ない、福利厚生などよく言われる美容室の事も心配してた。お話を聞きながらボクも心が痛かった。心配する親御さんの気持ちもわかるし、勉強しなきゃ上手くならないから勉強する美容師さんの気持ちもわかる。その環境をどうにかしたい経営者さんの気持ちもよくわかる。ロディーナももっと変えていかなきゃなって改めて強く思った。
ただ、ん？って思ったことも２つほどあった。
１つは、指名客をとりたかったら自腹で販促してお客さんを呼べみたいな感じらしい。あくまでも聞いた話なので本当のことはわかりませんがそのお客さんが言うには、指名客をとるためにホットペッパーなどに掲載する費用を負担してるのかな。はっきりしたことはわかりませんが、販促するために従業員がお金を負担してるのは間違いないようです。これはあまりにもひどい話。もし本当の話だったらかわいそすぎます。
もう１つは、その美容師さんは新卒からその美容室（横浜駅周辺の１店舗でやってる美容室）でお世話になってるみたいで、現在の立場はオーナーの２番手。ただ、２０代後半で別の美容室も見てみたいという気持ちもあるという相談をよくされるようですが、辞めることができない、というか辞めさせてもらえない。とのこと。
１店舗の美容室で２番手の美容師さんが辞めたらお店が一気に大変になることは同じ環境の経営者としてよくわかるので、その経営者さんの気持ちは痛いほどわかりますが、その理由がもう１店舗増やして自分は引退するっていうんだからたちが悪い。引退しても経営者が美容師以外のビジネスで稼ぐ方法があるならいいですが、他になく自分は引退して美容室の売り上げだけから役員報酬をもらうのは傲慢すぎるでしょ。もっと多きな組織になって教育とか求人活動がメインいなってくるとかならわかりますが。。。
そんな話を聞きながら施術をさせていただいてたんですが、そのお客さんはボクのブログを見てくれてたのかな、それともお嬢さんが見てくれてたのかな。ロディーナの考えたや想いに共感してくれて、うちの娘をロディーナでお願いしたいって言ってくれた。でも近所すぎるからもう1店舗出してって（笑）
すぐには無理だけど、近い将来考えてるから、その時はこちらからぜひお願いしたいですね。
なんにしても、自分の大切な人に応援してもらえるような企業にロディーナはなりたいな。
美容師を娘に持つ母の気持ちを聴きながら思っていたことはそんな事でした。
コメントを残す