大激変の時代にある変わらない本質

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから

こんにちは、ロディーナ代表のキッカワです@rodinakikkawa

今、世の中は早く変わりすぎています。明治維新の時よりも世の中が激しく大きく変わっていく。まさに激変の時代。新しい技術や商品が開発されたら、それまであったビジネスでさえもなくなってしまう事だってある。だけどその変化はちょんまげが散切り頭になるような、和装が洋装になるような目に見えてわかるようなものでもなく、いつの間にか変わっている、そんな時代

例えばカメラ。
デジタルカメラの普及によってフィルムカメラがなくなりました。デジタルなので写真はデータで残せるようになりました。今までのようにすべての写真を現像しなくても大切な写真だけを現像することが出来るようになった。そのことによって現像を売り上げの主軸にしていた個店のカメラ屋さんは売り上げが激減しました。さらにスマートフォンの急激な普及。そのことによってデジタルカメラが全く売れなくなった。だって必要ないですもんね。

写真現像アプリなんかもたくさんあって簡単に写真を加工することだって出来るようになりました。ボクはよく「PS Express」ってアプリを使っています。ブログに掲載している写真はこのアプリを使って編集しています。

動画だって誰だって簡単に取れるし、編集だって簡単にできる。デジタルカメラやビデオカメラ、売れないですよね。(個人的には子供の運動会とかの行事はスマホで撮影するよりもビデオカメラがいいかなと思います)キレイな写真を撮るだけのカメラマンっていうのはこの先もしかしたら必要ないのかもしれない。

例えば印刷物

インターネットで注文するデジタルプリントを使えばめっちゃ安い。ボクもロディーナの販促物は全て自分で作るのでネットで注文できるデジタルプリントは良く使っています。簡単で早くて安い。しかも自分で作るから制作コストは0円。印刷だけをしている印刷屋さん、デザインだけをしているデザイナー。売り上げ減りますよね

デジタルの発達ってとっても便利です。いろんなことが楽になった。スマホ1台持っていればお店に行かなくたってなんだって買い物ができる。ほとんどなんでも事足りるようになってるのはもうあたり前の時代です。ただ、一方ではそのことによって苦しんでる人がたくさんいるのも現実です。実店舗を持っている人なんかは特にに大変な時代なんだろうなっていうのは容易に想像がつきます。

じゃあボクら美容業界は?

もちろん実店舗でお客さんをお迎えするボクら美容室の業態だってその流れがとっくのとうにきています。それに気づいているのかどうかっていうのがとっても大切。そしてこの先どうなっていくのかっていうことを想像力を廻らせてどのような決断を選択していかなければいけないのか、ボクらリーダーのセンスが問われる時代なんだろうな。なんて毎日そんな事を考えながらサロンワークをしています。

もし、美容室で使うが薬剤のネット販売が主流になったら、卸の材料屋さんはいらないですよね。ネットで買い物する時代なんだから、美容師の事を考えて自社の商品をネット流出しないように制限かけてる薬剤メーカーさんが多いけど、契約している美容室のECサイトでは販売できるようにした方がいいんじゃないかっても思うし。逆にそうした方が変に流出しないと思うし、お客さんは量販店や知らないサイトでヘアケア商品を買わなくてもよくなるし、美容室のECサイトで販売できるようになったら美容室の収益にもなるから美容師もよろこぶし。

そもそも、もし、似合うヘアスタイルを作れるロボットが開発されたとしたら?美容師って仕事自体がなくなっちゃうかもしれないですよね。実店舗でお客さんをただお迎えして、ただカットするだけの美容師だったらこの先いらないですよね。

でもネガティブな事だけじゃない、カットの時に使うコーム(ハサミの一緒に持ってる櫛の事)にインターネットが搭載されたら、世界中にある膨大な髪質のデータと目の前のお客さんの髪質を比較して、よりお客さんにあった薬剤選定ができるようになったりできるはず。そうなったらお客さんも美容師も嬉しいだろうな。

とにかく今、ボク達が生きている時代は大激変の真っ只中に生きている。そのことを認識しなければ知らないうちに淘汰されていくんじゃないでしょうか。自分のビジネスでどうやってデジタルを取り入れてみるとどうなるのか?いつか、その未来はそれぞれの業界に必ず来ると思うし、もしかしたらもう来てるかもしれないってことを認識しなければいけないと思う。

そんな中でも変わらないものもあります。いつの時代になっても人には「感情」があるって事。美容師はお客さんに直に触れる仕事です。しかもすごく長い時間。だから人気が出るかそうでないかは感情に左右される部分が大きいと思うんですね。楽しんでたらお客さんには必ず伝わりますよね。そんな人にお客さんはお願いしたいって思ってるし。そんな人の方が輝いてる。そしてリーダーは実店舗を所有している事を最大限に実店舗を活用しなければいけない。アイデアを振り絞ってお客さんに喜んでもらえるような「何か」をやる。

年に2回開催するイベント「ロディーナキッズカットデー」

 

上の写真やサムネイルの写真は1年に2回開催するロディーナの定番イベント、今年も子供の日に開催した「ロディーナキッズカットデー」です。お知らせはSNSの発信と店頭に貼ってある手書きのチラシ、あとはニュースレターで告知したくらい。やってることはひたすらキッズ達をカットするだけなんでめちゃくちゃアナログだけど、SNSでお知らせして店舗でイベントを開催する。それをきっかけにお客さんになってくれる方もかなり多い。

とにかく、ボクが言いたいのは、お客さんに喜んでもらう事を追及してお客さんに好かれる美容室、美容師になるように工夫していけば、美容室や美容師はおのずと結果は出てくるんじゃなかな。ボクが言う結果というのはお客さんが喜んでくれてるかどうかって事。人気の美容室や美容師ってそういう事でしょ。その結果、お客さんが何度も足を運んでくださってが売り上げにつなってるだけの話。

そこに今の時代に合わせてデジタルを組み合わせていけばさらに現代の激流の流れに乗れると思っています。しかも美容師はデジタルが苦手な人が多いから、やればやるほど圧倒的になってくると思いますけどね。ボクはそう信じています。

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秋田県秋田市土崎出身、横浜市神奈川区在住。神奈川で多店舗展開する大手の美容室に13年間在籍し、2011年、横浜市神奈川区大口に美容室「rodina(ロディーナ)」をオープン。2013年に株式会社SKTカンパニーを設立。屋号であるロディーナの意味は「家族」。スタッフもお客さんも家族のような優しい関係でありますようにと、社名であるSKTカンパニーの意味は、「S」はスタッフ、「K」は家族、顧客、教育、「T」は楽しい。スタッフがたのしく成長でき、お客さんもスタッフの家族も楽しい会社でありますようにという強い想いが込められてる。 【「いい会社、いい店、いい場所を創ろう」 お客さんにとって、スタッフとその家族にとっていい会社、いい店、いい場所を。】を経営理念にお客さん、スタッフ、その家族が喜んでくれる会社創りを目指す。 吉川光洋の詳しいプロフィールはこちらから